婚約破棄の慰謝料請求
婚約破棄は、債務不履行責任を問われ、慰謝料請求の対象となる
婚約とは、文字通り「結婚を約束すること」です。愛し合った相手と結婚の約束までしたのに、婚約破棄というかたちで裏切られれば、当然、精神的ダメージは大きいでしょう。この心の傷に対しても、慰謝料を請求することができます。
そもそも、結婚も一種の契約ですし、結婚の約束(婚約)も相手との契約です。民法上では、書面を交わす必要はなく、口約束でも契約が成立します。たとえば、コンビニエンスストアで缶ジュースを買う行為も「契約」です。一方は、相当の対価を払いその品を得て、一方は品物を渡すという契約だからです。万が一、フタを開けてみたら中身がただの水だった、という事態があれば、法律用語で言えば立派な「債務不履行」となります。婚約破棄は、こうした性質を持つ契約を破棄したわけですから、法律上、債務不履行責任を負うとされています。
婚約は「口約束でも成り立つ契約」ですが、どの時点をもって成立したと考えられるのでしょうか。結婚は、誰に強制されるわけでもなく、当事者二人の自由意思に基づき成立します。そうであるならば婚約も、「結婚しよう」という申し込みに対して、「はい」と答える受諾があって成り立つのです。つまり婚約は、プロポーズによって成り立つのです。結納の取り交わし、婚約指輪のプレゼント、肉体関係の有無、同棲している・いない等の条件はある程度は考慮されたとしても、法律上の必要条件ではありません。
婚約不履行についての慰謝料は、やはり話し合いによって決めます。相手に、こちらの意思を示すためにも、内容証明郵便で慰謝料請求をするといいでしょう。
慰謝料の相場 婚約破棄の慰謝料の相場は、数十万〜200万円


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